メトロポリタン美術館展
2021年末から大阪市立美術館で開催され好評を博したメトロポリタン美術館展が、東京の国立新美術館で開催されます。あのメトロポリタン美術館所蔵の主要作品が見れるとあって、多くの来場者がこの展覧会に訪れると予想されています。
注目の絵画
メトロポリタン美術館所蔵のヨーロッパ絵画約2,500点のうち、選りすぐりの65点の名画が今回の展覧会のために用意されました。しかもその内の46点は、なんと日本初公開なのです。そんな中から注目の絵画をあげるのは非常に難しいことなのですが、あえて紹介するとなると・・・
フェルメール「信仰の寓意」:現存する真作が37点(諸説あり)といわれるフェルメールの、その1つがこの作品です。しかも日本初公開です。
ターナー「ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の前廊から望む」:日本での人気はそれほどではないですが、印象派の先鞭をつけたターナーは歴史的に重要な画家です。そんな彼のこの作品は、ヴェネツィアという街の美しさを見事に表現したものです。